おはようございます。
ようこそ、【ハリネズミのOREOとハンドメイドのある暮らし】へ🏠
昨日(地域によっては今日かな?)から夏休みですね。
暑くて長い夏休み。
子供は喜んで、親は…ですよね😅
去年の私は、親の立場でも、もちろん子供の立場でもなく…だったんです。
どうして…だったのかというと、私は昨年の夏は学童保育の『放課後児童クラブ支援員』だったからなんです。
放課後児童クラブ支援員の仕事
放課後児童クラブ支援員は、放課後に家に保護者が居ない、留守家庭の子供をお預かり(保育)する仕事。
ですので、放課後から保護者がお迎えに来る夕方までの短い時間です。
ですが、年間に開所しないといけない日数が決められているので、平日だけではクリアーしません。
月に何回かは土曜日も開所します。
パートの支援員は、普段は、子供たちが帰ってくる(下校)前の14時くらいに出勤し、保育準備として、部屋の掃除やおやつの準備や、その日の工作などの準備をします。
私は正社員だったので週5~6日で一日7時間勤務。(クラブによって働き方は様々です)
子供たちが帰って来るまでは事務をしていました。
私が学童保育で働き始めたころ、働いている支援員は皆さん高齢(55~65歳?)の子育ても終わったお婆ちゃんに近い年齢の方々でした。
なので、30代で子育って真っただ中の私は超若手🤣
当時、事務なんてほとんどなく、支援員もみなパート。
市や国からの委託金も、提出資料も、今ほどなく簡単なものだったと思います。
なので、支援員の仕事は、保育がメイン。
子供たちの事だけを考え保育ができていました。
子供たちと一緒に遊びこそはしませんが、楽しい時間を過ごしていました。
だからですかね、世間では、『放課後児童クラブ支援員』=『楽な仕事』と思われがちなことは理解しています。
でも今の放課後児童クラブ支援員は昔とは違って専門的知識や資格もあり、保育園と同じくらいのニーズがあり、支援員の待遇もよくなってきています。
それでも私は辞めちゃいましたけどね🤪
学童保育は厚生労働省の管轄です。
私たち支援員は、子供たちの保育が仕事ですが、もう一つ大事な任務があります。
保護者の就労支援です。
ですので、コロナ大流行の最中、文部科学省の管轄の小学校が休校になっても厚生労働省の管轄である保育園と同じく、開所しなくてはなりませんでした。
小学校に通う児童は、同じ敷地内にある施設で文部科学省と厚生労働省という別々の組織に関わることになるので、コロナでの対応もなかなか話がまとまらず、児童クラブに話が下りてくるのには時間がかかりました。
長い長い夏休み
児童クラブ支援員が、一年で一番恐れるもの(時期)。
夏休みです。
朝7時半から、夜19時まで。
長い長い保育時間。
しかも暑い。子供も1クラスに40~45人。
私が勤めていたクラブは4クラブありました。
長い時間部屋に閉じ込めるわけにもいかず、しかし今の時代暑すぎて熱中症も怖いし、外遊びも危険です。
数年前には部屋の中で鼻血を流している子もいました。
学童には支援員用の休憩室ないんですよ😭
市は子どもたちの為に建物は建ててくれても、支援員については完全無視😒
休憩時間もここ1~2年で、世の中の働き方改革の流れでどうにかパートさんには取ってもらえるようになっています。
しかし、朝早くから40人の子供と過ごす約11時間。
濃いいですよ~。
ケンカももちろんあります。
物も壊れるし、無くなるし。
その都度話し合いをしたり、仲裁したり、捜索したり😅
昨年の私はアザとひっかき傷と、心も体もボロボロでしたね。
なんて言ったらいいだろう。
学童保育って学校とは違って、小さな家庭のようなとこだと思うんですね。
だから、声掛けも教師じゃなく、お母さんのような。
そんな約11時間労働を長い長い夏休みは過ごすんです。
久々に思い出す暑い夏
今日は朝から買い物に出かけました。
平日というのに自転車の小学生を発見。
そうか!!
今日から夏休みじゃ。
退職してからしばらくは時計を見るたびに思い出していたこと。
3時か。子供たち帰って来る時間じゃな。
3時半か。おやつの時間じゃな。
4時か。外遊びに出る時間じゃな。
なんてね。
それがここの所、全く思い出さないようになってる。
私ももうすっかり専業主婦になってる。
ニートじゃないよ!!
今日は久々に暑かったあの夏を思い出しました。
みんな元気に働いてるかな。
子供たち、宿題忘れずに持ってきたかな?
お弁当忘れてきた子いなかったかな?
でも、もう戻りたくないな😅
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